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首都圏都県別賃料相場

200億円を超える建設事業で応札ゼロの衝撃

2013年12月04日

東京都が築地市場を豊洲へ移転する建設工事で、主要な3棟の入札を行ったが、大手ゼネコンや共同事業体(JV)が応札を辞退したために不調に終わったと言うニュースが流れました。
都庁内では「200億円を超える事業に入札が無いなどと言う事はこれまで聞いたことが無い」と衝撃が強いようです。
小型の建築案件でも今年は「建築費用が2倍近くに跳ね上がっている」とか、「建築にあたる人材や資材不足であの案件は建築中止になるらしい」と言った話が良く耳に入るようになりました。
そういえばデータ上も既存の空き店舗の「契約終了」情報が増えて来ています。
新築店舗物件の供給はおそらくオリンピックが終わるまではゼロではないにしろ先細りする事は目に見えています。
従って当然「既存店舗の空室情報」が重要視される傾向が今後は増していく事が考えられます。
現在または来年度に店舗をお探しのお客様は景気の上昇気流に乗り出店計画の上方修正のリクエストも数多く頂いておりますが、一度は見逃した情報でも再検討される機会も設けられた方が賢明かもしれません。
既に弊社の情報配信を受け取られているお客様には是非「優良物件の再配信」情報も閲覧されることをお勧めします。
実際に「え、こんな物件がまだ埋もれていたの?申し込みたいけどまだ空いてますか?」と言う様な事が増えてきていますので。

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介