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最近良く耳にする「インバウンド」とは?

2015年12月04日


最近良くニュースで「インバウンド」と言う単語を耳にします。
頻繁に聞く単語は意味が分からないと何となく時代遅れなのか?と思ってしまったりするので困りものです。
ニュースでは訪日観光客や観光客景気を指して「インバウンド」「インバウンド景気」などと使っているようですが、本来の意味は「情報の入り」(インバウンド)、「情報の出力」(アウトバウンド)と言う事のようです。
その「インバウンド」(訪日観光客)ですが、今年も新記録を更新し現在の予想では1900万人を超えると観測されています。
以前のレポートに「インバウンド観光客専門のドラッグストアや家電良品店」が出現していると書きましたが、ここ最近とうとう「インバウンド観光客しか入れない飲食店」が現れ始めているようです。
どちらも「日本人は入れない」お店です。
確かに運営効率で考えれば「予約した観光客が来るときだけ、人数に合わせて調理・サービスを提供すれば良い」ので旅行会社などとタイアップして上手く回せれば無駄も無くとても良い経営スタイルだと思います。
ここまでは「宿泊」「物販」「飲食」においてインバウンド専門サービスが拡大してきましたが、来年からはきっと日本の「サービス業界」でも専門サービスが出現するでしょう。日本の洗練されたいわゆる「美容」「健康」関連業界に既に企画を立ち上げ始めている会社が複数あると思います。
いずれにしても訪日観光客様々です。日本に来たからには日本で徹底的にお金を落として欲しいものです。

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介