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首都圏都県別賃料相場

最近の海外進出企業と日本への進出企業の状況

2016年10月07日


直近で9月に流れた海外へ進出関連の主なニュースでは、
「大阪王将、台湾1号店OPEN」
「京都牛かつ、韓国進出」
「ラーメン一蘭、ニューヨーク進出」
「ニトリ、中国の南京へ進出」

一方、日本へ出店で目についたニュースは、

「麻布十番にフランスの食品スーパー「ビオセボン」1号店」(イオンの経営)

サンプル件数は少ないですが、やはりと言うか、相変わらず「日本食または日本発祥の食べ物業態」の海外への進出意欲は旺盛のようです。
ラーメンや牛かつなどが海外へ販路を求める理由は主に2つあります。
1つ目は「今後は老人大国へ移行する日本では若者食と言われる業態は伸びシロは限られている」と当然のように考える経営姿勢が増えて来た事。
2つ目は、「世界的に見て日本食のブームは継続しており、まだ当分の間は海外集出のチャンスは有る」事。
そして何故か「日本発祥の・・・」を売りにすると、ニューヨークではラーメンも1杯、2000円以上でも店は集客できる実例が有ります。
個人的には今の日本のラーメン1杯700−800円も十分に「高すぎる」と思いますが、日本人ならばおそらく誰も2000円〜のラーメン屋には足は向かないでしょう。
さて一方新規に麻布十番と言うオシャレな場所にOPENはしたものの、格安スーパーのイオンがテコ入れしている「高級スーパー」は、日本の高級スーパーとして既にイメージが定着している「紀伊国屋」などに勝てるのか? そして一体どのような商品の差別化をしているのか? 興味津々ですので、近いうちうに一度視察に行って来たいと思います。

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介