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喫煙おじさん議員が反対しても店舗は禁煙が原則になる流れは止まらない

2018年05月01日


2020年の東京オリンピックに向けて、ほぼ全ての店舗内を禁煙にする法案は、おじさん喫煙派の議員によりなし崩し的に「ほぼ喫煙OK」な法案に書き換えられてしまいましたが、世界的に見れば昨今大きく取り上げられるようになった「セクハラ」のニュースと同じような異常な非常識ともいえる「古いおじさん達が過去の自分たちの経験だけで語り甘い判断をする」と言う悪しき現象だと思います。
とは言えいくら「喫煙派」のおじさん達が頑張って国会でタバコをふかしても、世の中の流れは変えられません。
喫煙派が多数派の時代は非喫煙派もおとなしくするしか手は有りませんでしたが、今や大きく逆転しているので、喫煙派は街の少なくなった喫煙スペースを探してこそこそ吸っている印象が強くなりました。
勢い非喫煙派はちょっとでも喫煙違反をしている人を見かけると、「非常に冷たい目」で見るようになりました。トラブルを避けるためか、その場で直接の注意こそあまりしないものの。
まだ「分煙」と言う処置をして「喫煙者」「非喫煙者」も両方とも呼び込もうと考えているチェーン店も多少は残っていますが、先日とうとうマクドナルドが全店完全禁煙を打ち出すにあたり、そう言う「どっちつかず」の店舗も激減しています。
非喫煙者はそもそも「タバコの臭いに近寄るのも大嫌い」なのですから、この場合は双方にいい顔をしたところで集客UPに繋がらないことは明らかです。
と言う訳で今後も確実に完全禁煙の店は増えて行きますが、喫煙者しか入らない店も極僅かでも生き残るでしょう。ただ店内が煙で濛々としている事は創造に難く有りませんから、私は入りたくは有りませんが。

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介