今年1年を振り返り
2023年12月06日
今年1年を振り返り今年は都心部の商業地を仲介する事業者にとっては比較的「追い風」の1年でした。
コロナ明けの時期は「まだまだ多くの優良店舗物件が空室/募集継続中」の状況でしたが、
国内消費やインバウンドによる商業地域の景気の急回復と相まって「店舗の出店需要」が急速に高まりを見せ、
「成約件数」「成約率」ともに伸びた1年でした。
来年以降は「一等地の優良物件」は減り、コロナ前と同様に「物件不足」になると予想しています。
現状ではコロナ期間中に比べて「募集中の物件情報」の流通量は「約12%減少」しています。
ですが今現在はまだ「需要の最盛期」に比べて「3割ほど多い物件情報」を「在庫」として抱えています。
従って今ならまだ「借りる側」にとっては「多少なりとも物件を選べるチャンスがある」と言えます。
まさに「いつ借りるのか?」「今しかないでしょ!」と言う状況です。
来年の春/夏以降になると物件不足がどんどん顕著になる事は間違いないでしょう。
株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介