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世界の店舗賃料や市況のトピックス

2023年11月06日

世界の店舗賃料や市況のトピックス
2022年の世界の店舗賃料ランキング
1位、ニューヨークのマンハッタン五番街(2,000米ドル)、
2位、香港の尖沙咀(チムサーチョイ)(1,436米ドル)、
3位、ミラノのモンテナポレオーネ通り(1,380米ドル)、
4位、ロンドンのニューボンドストリート(1,361米ドル)、
5位、パリのシャンゼリゼ通り(1,050米ドル)、A
6位、東京の銀座(945米ドル)
*注:「1スクエアフィート当たり」「年間賃料」の合計金額です。
上記を月坪当たりの単価に換算すると「ニューヨークは約80万円/坪」「銀座は約40万円/坪」となります。前年度のランキングでは香港が1位でしたが40%ほど下落しました。
上海(中国)も目抜き通りのブランド街は坪当たり50万、60万と言う店舗がひしめき香港に負けない高額賃料地区でしたが、やはりここ数年の中国の政策による悪影響で中国最大の経済都市としての地盤は沈下しました。一方で米国は移民と貧富の格差の拡大によりサンフランシスコなどは「空き店舗ばかり目立つ危険な都市」へと変貌を遂げています。
今年8月には街の一等地にある大型デパートが閉店し入居しているショッピングモールも撤退を決めています。その周りを見ても、空き店舗ばかり・・・と言う状況です。
歩道にはテントが張られバス停は路上生活者、いわゆるホームレスの荷物で埋め尽くされています。座り込んで顔を突っ伏し動かない人もいれば、小刻みに震えている人、奇声を上げる人、
近年のサンフランシスコと言えば、テック企業が集まる都市として広く知られてきました。あのイーロン・マスク氏がツイッターの看板を、光り輝くXの看板に変えたのも、ここ、サンフランシスコです。そのイーロン・マスク氏は7月29日、Xに次のように投稿しています。
「Xの本社をサンフランシスコから移転しないかと、多くの人が充実した優遇措置を提示してくる。街はいま1社、また1社と撤退が続く死へのスパイラルのなかにある。だからXも出て行くのではないかと誘ってくるのだ。私たちは出て行かない。厳しいときにこそ本当の友人が誰なのかわかるものだ。サンフランシスコ、美しきサンフランシスコ。他の人が見捨てたとしても私たちはずっと友達だ」米国含む欧米諸国は他にも似たようなトラブルを頻発する都市が増えています。
日本でも最近は外国人移民がらみのニュースが増えています。岸田政権は移民受入の政策予算も拡大しましたが大量の移民流入による治安悪化が心配です。

株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介