コロナ後の店舗市況
2020年06月01日
ひとまず「緊急事態宣言」は解除されましたが、まだまだ「回復した」と言うには程遠い状況です。弊社が位置する新宿駅周辺では少しずづ人波が増えて来ましたが、平常時と比べると5割程度の回復かな？と言うイメージです。
外食の売上は4月で40％ダウンした統計が出ているので、5月は恐らくそれ以上のダウンだろうと言う事は予想できます。
過去に「外食が5割以上のダウン」と言うのは経験上有りません。
5月中の新宿駅周辺は、人もまばらな街角に「臨時のお弁当販売」に精を出す呼び声が響いていました。
世の中では「自粛特需」とか「巣ごもり需要」などと言われながら様々なネット関連サービスやEC需要が高まりを見せていますが、あくまでも一時的なものだと思います。
何故なら「家にこもっていても殆どの職種では生産性はなかなか上がらない」事が既に実証されていますし、「巣ごもり需要向けサービスは割高」であるからです。
更に人間は太陽の下に出なければ「心も身体も健康でいるのは難しい」生物です。
そう考えるとまぁ、数か月のうちにごく一部の「巣ごもり需要こそが売り上げの柱」であるネット企業以外は従来通り再開されて、訪日観光客が戻れば、オリンピックへ向けてコロナ以前の活気のある街並みが戻る事でしょう。
景気は「気持ち」から盛り上がるものですから「ネガティブな意味のないニュース」を見る事は早く止めて、ありのままの世界を素直に見る方が早く幸せになれるような気がします。
そういえばここ数週間、殆どテレビニュースは見ていません。
害毒を流し続ける姿勢にうんざりしてしまいましたから。。
株式会社ビルズ 代表取締役 井上 良介